こども園だより

歩幅を合わせること

ちきゅう組とそら組がペアになって歩きました。

ちきゅう組とそら組が水色と黄色の帽子が隣同士の長い列になって
一緒にお散歩へ出かけました。
これで数回目となる合同のお散歩も、慣れてきたようです。
港の見える丘公園を目指して、長い長い階段を登ります。

階段の上から、何が見えたでしょう。

隣同士になったら、名前を聞いたり
「ついてきてね」「一緒に歩こうね」と
ちきゅう組のお兄さんお姉さんがそら組のみんなに声をかけてくれました。

そら組にとってはいつもより長い距離も、会話が弾めばなんのその。

港の見える丘公園では、いろいろなお花を見ながら
「この色が好き!」「何のお花かな?」と会話をたくさん楽しんだり、
氷鬼やかけっこをして”ルール”を学びながら遊びました。

ミツバチが花の蜜を集めているのを観察中のそら組。

たった1学年違うだけですが、歩くスピードも歩幅も
知っていることも全然違います。

そら組はまだまだ一生懸命ついて行くだけで必死なお友だちも。

ちきゅう組は歩幅を合わせて歩く優しさや、上手に歩くお手本となることで生まれる自信、
そら組は、知らない道を歩いてワクワクして、頑張った先にある綺麗な景色を見た感動や喜びを
子どもたちは日々少しずつ学び、自然と育んでいます。

「信号はちゃんと手を繋いでてね」とちきゅう組のおねえさん。

給食の人気メニュー

最近は、小さな規模の保育園が多く
給食室のスペースがなくなり、仕出しのお弁当の施設が増えてきてたと聞きます。
こども園では、大きな給食室で栄養士の先生が毎月献立を立て
調理の先生が作ってくれます。

乳児クラスは配膳されてクラスへ運ばれます。

今日のメニューは、シチューでした。
人気メニューの一つで、いつもあっという間にお鍋が空っぽになります。
ちきゅう組になるとロールパンは一人3切れです。

落とさないように、大事に運びます。

そら組は、スプーンを上手持ちから鉛筆持ちに少しずつチャレンジしています。
上手に持てるかな?今は新しいことに挑戦することがとても楽しそうです。
ご自宅でご飯を食べる時も、一緒に見てあげてくださいね。

小さいお友達は、スプーンをうわて持ちで持っています。
鉛筆持ちにチャレンジ。

ちきゅう組では、そら組のお友だちが一緒に給食を食べるということで
給食を食べるときのティッシュの使い方を先生ともう一度おさらいしました。
シチューのおひげがついてしまっても、ちきゅう組になるとちゃんと口の周りをティッシュで綺麗にすることができます。
少し前まで、おしぼりだったそら組のお友達も、ティッシュを使い始めました。

ティッシュを綺麗に畳んでみよう!

給食ひとつでも、こんなに成長が見られます。

少しずつ、季節が春に変わり
戸外遊びも暖かい太陽の下でのびのびゆったり遊べるようになりました。
ほし組は、青空の下今日もたくさん体を動かして遊びました。

アメリカ山でよーいどん!

ひとつ大きいクラスへ

こども園のみんなも、あと1ヶ月もすると
ひとつ大きいクラスになります。

たいよう組さんは、年長さんになった最初の大役
「はらぺこあおむし」の歌遊びの発表が待っています。
今日は、お客さんに見せてみました。

ひとつ先輩のうちゅう組さんが、
「私の時はこうだった」
「もっとこうしたら良くなるんじゃない?」
と、アドバイスをしたり
そら組さんが一緒に歌を歌ってくれたり、
にじ組さんやほし組さんは、
歌に合わせて楽しそう体を動かしながら応援してくれたりしました。

うちゅう組さんは、4月から1年生です。
今日は雨が降っていたので、椅子に座ってじっくり時間を使ってみました。
鉛筆を持つことや、一人一人配られるプリントを手にして
小学生になるのがまた少し楽しみになりました。

そら組はちきゅう組で、にじ組はそら組で給食を食べる練習を始めました。
いつもと違う部屋で、いつもと違う友達と給食を食べるのは少し緊張しますが
今のうちから慣れていくことで、4月からの生活がスムーズに始められるようになります。

こんな風に、こども園では4月からの新しい生活にむけて
移行の準備が始まっています。

4月1日、担任や部屋の環境が変わったり、友達が増えたり減ったりします。
「この先生どんな先生かな?」「おもしろいかな?」
「このお友だち、どんなお友だちかな?」
また一から信頼関係を作るため、緊張や不安から
登園時スムーズなスタートを切れないこともあると思いますが、
今まで同様に、保護者の方々の暖かい笑顔と、
後ろ髪惹かれる思いをぐっと堪え、元気にお仕事へ向かう背中を、
子どもたちの元気と勇気、そして自信に変えていけるよう
引き続きよろしくお願いいたします。

また、朝一番のまちこみメールにもかかわらず
トイレットペーパー確保にご協力いただいた保護者の皆様、
誠にありがとうございます。
先の見えない不安があるとは思いますが、引き続きご理解とご協力
お願いいたします。