パジャマの選び方
もうすぐ新年度です。
気持ち新たに、生活用品を一新する方もいらっしゃるのではないでしょうか。
次年度に向けて、各学年持ち物が変わったり増えたりすることがあると思いますが、今日は、「パジャマ」についてご紹介します。
こども園では推奨している見本のパジャマがあります。
・綿の薄手で汗を吸収しやすい素材
・ボタンがついている
子どもたちは毎日の着脱の中で、基本的生活習慣を学んでいくことはもちろんですが
特にボタンは、手先を動かす練習になり毎日続けることで
様々な場面につながっていきます。
幼児期なると「ひも通し」「ビーズ」など楽しい指先遊びもありますが、乳児期の遊びとしてひとりで楽しむには少し難しい面もあります。そこで、じっくりとゆっくりとパジャマのボタンかけに集中!
お昼寝前の気持ちを落ち着ける一時にもなります。
1歳児〜5歳児クラスでは少しずつボタンの大きさも変えていくと
子どもたちの中で、知らず知らずに手先の練習になっていきます。
手先の神経を使うことは、脳への刺激にもとても良いです。
乳児クラスの間は、
「自分でやりたい!」という気持ちと、「できた!」という嬉しさを
どちらも大切にしてあげるのがとても重要なポイントになります。
きっとこの部分に苦労している方は多いはずです。
保育士が介助する場合は、まず興味を持ってもらえるような声かけをしながら
ボタンを留めてあげるところから。
こんな風に穴に半分だけボタンを入れて、子ども自身がひっぱる作業を担当したり。
一番上は留めづらいので、奇数段と偶数段で順番に留めあったり。
子どもたちの、集中力がグッと発揮される時間の中の無理のない範囲で
毎日続けることが、大切です。
お家でもママやパパのお膝の上で、着替えを一緒にしながら、寝る前のゆったりとした時間を過ごしてみてはいかがでしょうか?