保育士・保育所自己評価

2025年度 保育士自己評価

保育士自己評価チャート

Ⅰ:保育の計画性 4.28
Ⅱ:保育の在り方(幼児への対応) 4.43
Ⅲ:保育者としての資質や能力・適正 4.54
Ⅳ:保護者対応・守秘義務 4.57
Ⅴ:地域の自然・社会との関わり 4.54
Ⅵ:保育者の専門性(研修・研究への意欲態度) 4.57
Ⅶ:地域社会や自然とのかかわり 3.41
Ⅷ:地域社会とのかかわり(子育て支援・学校との連携) 3.60

2025年度 保育所自己評価

アメリカ山徳育こども園では保育の質の向上を図る為、保育所の自己評価を実施致しました。評価の結果を踏まえ、今後もより良い保育の提供に努めてまいります。

2025年4月1日~2026年2月14日

◎ よくできている ◯ ほぼできている △ 努力が必要

1. 保育理念 ◎ ◯ △
保育理念を年度初めに職員で確認している 72% 28%
保育理念を職員や関係者の見易い場所に掲示している 89% 11%
保育園の理念や園目標が保護者に知らされている 78% 22%
理念や園目標が明文化されている 89% 11%
2. 全体の計画 ◎ ◯ △
地域の実態を考慮した計画を作成している 50% 50%
計画の作成、振り返りには職員が参加している 67% 33%
3. 保育目標 ◎ ◯ △
目標は前年度の振り返りを活かしている 72% 28%
目標は職員で検討し、共通理解を図っている 78% 22%
4. 保育計画 ◎ ◯ △
保育計画は保育目標に基づき作成されている 94% 6%
各年齢の子どもの発達状況に配慮した計画になっている 83% 17%
保育所生活の連続性、季節の変化等を考慮し、子どもの実態に即したねらい及び内容を設定している 89% 11%
評価を定期的に行い、その結果に基づき計画を改定している 67% 33%
5. 人権尊重 ◎ ◯ △
子どもの人権に配慮し、文化の違いを認め、互いに尊重する心を育てるように配慮している 94% 6%
性差への先入観による固定的な観念や役割分業意識を植え付けないように配慮している 83% 17%
6. 情報保護 ◎ ◯ △
職員は業務上、知り得た利用者に関する情報の守秘義務について周知している 100%
子どもの記録は個人情報保護法に基づき管理している 100%
7. 保育内容 ◎ ◯ △
子ども一人ひとりへの理解を深め、受容しようと努めている 89% 11%
生活習慣、生理現象に関して一人ひとりの子どもの状況に応じて対応している 67% 33%
身近な自然や社会と関われるような取組をしている 50% 50%
子どもがのびのびと意見や意思が表現できるような保育をしている 72% 28%
遊びを通して、友達や保育士との関わりが十分持てるよう配慮している 89% 11%
遊びや生活を通して、人間関係が育つような配慮をしている 83% 17%
8. クラス運営 ◎ ◯ △
クラスのねらいは保育目標や子どもの実態に基づいて設定している 89% 11%
異年齢間の効果的な活動の充実を図っている 50% 50%
職員の連携は十分に取れている 56% 44%
一日の流れは子どもの実態に即したものとなっている 78% 22%
9. 保育環境 ◎ ◯ △
園内外が清潔で心地良い空間となっている 72% 28%
年齢に応じた保育が提供できる環境となっている 61% 39%
豊かな言語環境に触れたり、表現活動が自由に体験できる人的、物的環境となっている 50% 50%
子どもが主体的に活動し、友達との協同的な体験ができる人的、物的環境となっている 56% 44%
10. 特別な支援を要する子への対応 ◎ ◯ △
特別な配慮が必要な場合の対応を行っている 83% 17%
保護者や職員間で共通認識を持ち、専門機関と連携して対応している 78% 22%
11. 要保護児童の対応 ◎ ◯ △
児童虐待の兆候を見逃さないよう、保護者や子どもの様子に注意している 83% 17%
虐待への対応について関係諸機関へ通告する体制が整っている 78% 22%
12. 長時間保育 ◎ ◯ △
長時間に渡る保育の環境が整備され、保育内容や方法が配慮されている 67% 33%
13. 食育 ◎ ◯ △
食育を通して子どもが食に興味をもてるようにしている 89% 11%
食物アレルギーは、個別に配慮し食事を提供している 94% 6%
食生活を充実させる為、家庭と連携している 50% 50%
「大量調理施設衛生管理マニュアル」に基づき、衛生管理を行っている 78% 22%
14. 小学校の連携 ◎ ◯ △
小学校との間で交流する機会を設けている 78% 22%
子どもの連続的な発達の為、職員の交流を行っている 61% 39%
15. 行事 ◎ ◯ △
年間行事の計画、実施、評価、改善を行っている 89% 11%
行事のねらいを計画や実施に生かしている 83% 17%
乳幼児の自主的、実践的な活動にしている 67% 33%
保護者の意見や願いを反映している 78% 22%
16. 健康支援 ◎ ◯ △
登園時、子どもの健康状態を把握し、安心して生活できるよう配慮している 100%
健康な生活に必要な習慣や知識を保健だよりなどで情報の提供をしている 89% 11%
感染症、健康マニュアルを整備し周知実行している 94% 6%
子どもの健康状態、成長を把握している 94% 6%
健康診断、歯科検診等の結果を保護者や職員に伝達し健康管理に努めている 100%
17. 安全対策・事故防止 ◎ ◯ △
事故防止等のチェックリストがあり、事故防止の具体的な取り組みをしている 100%
避難訓練を計画に基づいて実施している 100%
緊急時に慌てず対応できるように医療関係機関等の連絡先を表示している 100%
調理場、水回り等衛生管理はマニュアルに基づき実施されている 89% 11%
危機管理マニュアルを整備している 89% 11%
18. 保護者支援 ◎ ◯ △
保護者との日常的な情報交換、個別面談等を行っている 94% 6%
子どもの発達、育児等について懇談会等の話合いの場や共通理解を得る機会を設けている 83% 17%
制限をせず、保育参観参加、見学等を行っている 72% 28%
予め行事計画や目的を知らせ、保護者が参加予定を立て易くしている 72% 28%
19. 地域との連携 ◎ ◯ △
ボランティア、保育体験の人を積極的に受け入れている 94% 6%
地域との関係が適切に保たれている 61% 39%
地域のイベント、おまつり、避難訓練等に参加し交流の機会を持っている 50% 50%
20. 情報発信、説明責任 ◎ ◯ △
園だより、ホームページ等を通じ施設の情報を発信している 83% 17%
保護者が意見を述べやすい体制を取っている 50% 50%
21. 苦情処理 ◎ ◯ △
苦情解決の仕組みが確立され、周知され機能されている 39% 61%
保護者等からの苦情や意見に対して、解決を図るように努めている 67% 33%
22. 組織運営 ◎ ◯ △
係や仕事の分担、役割は適切に行われている 56% 44%
職員相互が全体的立場を理解し、協力や助言を行い園運営に関わっている 67% 33%
打ち合わせの回数、時間、内容が適切に行われている 67% 33%
ヒヤリハット、事故報告書を記録し共有し、保育に役立てている 89% 11%
23. 研修 ◎ ◯ △
職員に対し個別の研修計画がされ取組が行われ、質の向上に努めている 83% 17%
施設内外の研修に積極的に参加し専門知識を高め、日々の保育や業務に反映させている 72% 28%
社会人としての振る舞いを研修している 83% 17%
実習生の受け入れと育成について、体制を整え積極的な受け入れをしている 78% 22%

総評

2025年度は、子どもを取り巻く環境や子育て家庭のニーズが多様化する中で、子ども一人ひとりの思いや発達を大切にし、安心して過ごせる環境づくりに努めた。特に近年の気候変動による猛暑に踏まえ、戸外活動や水遊びの時間、活動内容を工夫するとともに、熱中症対策や健康管理を意識して保育を行った。

健康面では、感染症の流行状況を把握しながら、手洗いや換気、消毒等の基本的な感染予防対策を継続して行った。その結果、インフルエンザについては11月中旬に一時的な流行が見られたものの、大きな感染拡大には至らず、日頃からの健康管理や感染症対策を継続することの重要性を改めて確認することができた。

安全面では、地震や大雨等の自然災害を想定した避難訓練や日頃の安全確認に加え、災害時に職員が適切に対応できるよう、災害時のガイドラインを見直し、危機管理への意識を高めた。今後も定期的な見直しを行い、より実効性のある防災体制を整えていきたい。

日々の保育では、子どもたちが自分で考え、選び、主体的に遊びを楽しめるよう、一人ひとりの興味や発達に合わせた環境構成を心掛けた。また夏場には学生ボランティアを積極的に受け入れ、子どもたちが普段とは異なる人との関わりを経験できる機会を設けた。学生にとっても、実際に子どもたちと触れ合い、一緒に遊び、成長を見守る経験を通して、保育の楽しさや子どもと関わることの大切さを感じてもらう機会となった。将来の保育を担う人材に、保育の魅力を伝えるという点でも意義のある取り組みとなった。

職員の資質向上を図るため、外部の研修への参加を積極的に行った。保育の専門性、子どもの発達、食育、安全管理、保護者支援について学ぶ機会を設け、研修で得た知識や情報を職員間で共有し、日々の保育に活かすことで、職員一人ひとりの専門性を高め、園全体の保育の質の向上につなげるよう努めた。

保護者との関わりでは、家庭との情報共有を大切にし、子どもの成長や様子を丁寧に伝えながら、信頼関係を築けるよう努めた。一方で地域との関わりについては、地域の方々や関係機関との交流の機会が十分とはいえず、園が地域の一員としてつながりを深めていくことが今後の課題である。地域の行事や活動への参加、地域の方々との交流など、無理のないところから機会を広げ、園や子どもたちの存在を地域に知っていただくとともに、地域からも支えていただける関係づくりを進めていきたい。

2025年度の取り組みを振り返り、子どもの安全と健康を守るための環境整備や職員の研修で得た学びをさらに園全体の保育へ還元していくこと、保護者との連携、学生ボランティアの受け入れなど、様々な取り組みを通して保育の充実を図ることができた。一方で地域とのつながりをより深める取り組みの課題も明確になった。今後も社会の変化や子育て家庭のニーズを捉えながら、子ども一人ひとりを尊重し、安心して成長できる保育を職員全体で考え実践していくとともに、地域や将来を担う学生ともつながりを持ち、保育の魅力を発信できる開かれた保育園づくりを目指していきたい。